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“松阪木綿”について

日本でも指折りの紡績の中心地で藍染も盛んだったこの地で、伊勢神宮に綿織物の奉納を義務 づけられたことで松坂木綿が誕生したとされています。「松阪商人」はいちはやく江戸に店を 構え、当時の江戸の人口100万人に対して年間50反以上のすさまじい売上を上げたと言われています。しかし現在では他の産地同様、衣類の多様化と共に衰退の一途をたどり、御絲織物一社のみが残り精力的に生産を続けています。
松阪木綿は昔と変わらず天然藍で染めた糸を使って作られます。使うほど、洗う程に藍色に深みが増し素朴ながら日本人にとってはとても親しみのある藍の青さに変化していきます。目の詰まった高密度の生地で、普段使いとしての耐久性にも優れています。通常は生機(未洗い)の生地ですが、よりこの生地の良さを引き出すために弊社では一度、洗い加工しています。

つくっているところ

御絲織物株式会社
明治7年創業。初代西口常吉氏が紺屋を創業したのち機織りも開始し、松阪木綿の生産体制が整いました。
現在は5代目西口裕也氏が「御絲織り」とまで呼ばれる程、地域に愛される松阪木綿をただ一軒の織元として守っています。かつては「松阪縞」として江戸で大ブレークした品質の良い木綿が人気で、縞の他に格子や無地なども作っています。糸を染めて生地なるまでそのすべての工程を自社で完結できるのが強みです。

おすすめのつかいかた

まるで古布のような優しい木綿の肌触りがこの生地の特徴。
洋服から小物づくりまで幅広く通年お使い頂けます。

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